保険内診療での歯の詰め物や被せ物の金属、いわゆる銀歯と呼ばれるものは通常、金銀パラジウム合金を使用し、乳歯では銀合金を使用します。成分にはネックレスや指輪など、シルバーアクセサリーでかゆみや皮膚が赤くなるといった原因になる、銀やパラジウムや銅などが高率に占めています。
欧米をはじめ世界的にも同様の金属を使用することを認めている国はほとんどありません。それは、このような人的悪影響があるからです。今、全く症状がないから今後も大丈夫とは言い切れません。

溶けだした金属イオンは体内に飲み込まれ、内臓壁や骨表面に沈着し、金属の中には何十年も排出されないものもあり、次第に蓄積されていきます。そして、その方の耐性範囲を超えると発症します。花粉症と同じようなものかもしれません。金属の中でもチタンやゴールドやプラチナは、アレルギーをおこしにくい材質の代表として挙げられます。
そこで川島歯科では、先々の健康を考えて、セラミック治療を検討されることをお勧めしています。ホワイトニングもお考えの場合は、ホワイトニングを施した後にセラミック治療をされた方が、色合わせがうまくいくでしょう。

ハレの日にホワイトニングで
白い歯を

白い歯は健康的で清潔感もあがり、周りの方々や話す相手へ好印象を与えます。
イベントを控えておられる方は、歯を削ることなく白い歯が得られるホワイトニングを試してみてはいかがでしょうか。
笑顔がより引き立ち、印象も変わることでしょう。

単なる表面の汚れや着色は、ホワイトニングをせずとも、歯面清掃や着色落としで解決します。ホワイトニングを受ける前に、しっかり素の状態の歯の色にしてチェックします。加えて、ホワイトニング施術前にPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)で、専門家による専門器械を使っての歯の清掃を受けることをお勧めします。

歯の表面に付着した汚れ、歯面の着色ばかりでなく、歯面をナノ粒子の研磨剤を使って仕上げていくことにより、自然の歯よりツルツルにするのでホワイトニングの薬剤がダイレクトに歯面に作用すると共に、プラークも汚れも再付着しにくくなるので、効率よく希望に沿った色調に変化します。当然、虫歯や歯周病予防にも効果があります。ここで注意が必要なのは、白くなるのはご自分の歯であって、被せ物や詰め物は変わりません。ということは被せ替える、詰め替えるのはホワイトニング後ということになります。虫歯があり薬剤の刺激が疑問視される場合は応急処置が必要となります。